お餅は注意して食べる
消費者庁は、年の初めはお餅を食べる機会が増えることもあり、お餅での窒息による死亡事故が発生していることを受けて1月6日に注意喚起を発表した。
消費者庁では万が一事故が起こってしまった時の救急対応もまとめており参考にして欲しいとのことだ。
救急搬送される9割が高齢者
東京消防庁の救急搬送データ(餅・団子等による窒息事故で救急搬送された人)によれば、平成23年からの過去5年間に562人が救急搬送されており、その多くは65歳以上の高齢者が約9割を占めている。
万が一、窒息事故が起きた場合は、救急へ通報(119 番)を行い、速やかに応急手当を行って欲しいとのことだ。
冬の朝一で食べるお餅に注意
消費者庁では専門家からのアドバイスを記載している。同庁では、冬の朝の一口目に食べるお餅に十分注意が必要であるとのことだ。なぜかと言えば、朝起きてすぐには、口の動きがスムーズでないこと、寒い時期は柔らかくしたお餅もすぐに硬くなってしまうからだ。
小さく切ったお餅を、口でよくかんで、お餅と唾液を十分含ませて食べると良い。お餅が口の中にまだ入っているのに、次のお餅や他の食べ物を口に入れる、お茶やお汁等でお餅を流し込むことは止めた方がよいとのことだ。
(画像はプレスリリースより)
消費者庁報道発表
http://www.caa.go.jp/消費者庁
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