認知症の人の基礎知識、連携、ケアの原則を習得
三重県は病院勤務の医師、看護師等の医療従事者に対して、認知症対応力向上研修を2017年2月5日に行う。認知症の人や家族を支えるための基礎知識や医療と介護の連携の重要性、認知症ケアの原則等の知識について習得する。研修により、認知症の人の手術や処置等適切な実施の確保を図る。
研修内容
“認知症の人の入院に際して、認知症とケアの基本を知る”として、認知症高齢者の現状や課題、治療等の研修。“院内・院外の多職種・他職種連携の意義”“管理者として取り組む体制や環境整備の意義”を理解する。
“認知症の人のアセスメント、入院中の対応の基本を習得”ための認知症の診断基準、入院時に留意が必要な認知症の症状と要因・誘因、認知症の事例、入院加療・退院をスムーズに進めるための視点等の研修がある。
全課程の修了者に対し修了書が交付され、修了者名簿が作成される。この名簿は研修修了者の同意を得た上で、県内各市町及び地域包括支援センター、三重県医師会及び各地区医師会、三重県看護協会、病院関係団体等に配布される。三重県ホームページでも公表され、地域の認知症医療体制の推進と認知症の人とその家族等に役立ててもらう。
(画像は三重県HPより)
三重県 病院勤務の医療従事者向け認知症対応力向上研修
http://www.pref.mie.lg.jp/CHOJUS/HP/m0072500021.htm