みまもりタグによった事業が国土交通省のモデル事業として選ばれる
平成28年11月22日、同年4月より取り組んでいた「地域が主体となって認知症患者等を見守るための仕組み」が、国土交通省のモデル事業として選ばれたとALSOKが発表しました。
認知症による徘徊に対する取り組み実績を受けて
現在高齢化の進行も相まって、認知症を抱える高齢者の数が増加しています。また、認知症はその進行と共に認知機能の低下とBPSDといった症状が現れる様になり、その中でもBPSDの1つである徘徊による失踪がケアを難しくさせているのです。
こういった中、ALSOKは地域における見守りネットワークの構築に向け、みまもりタグによった地域が主体となって認知症患者等を見守るための仕組みを、提供しています。
そして今回、これら取り組みが国土交通省のモデル事業として選ばれたのです。
全国における10の市町村で見守りタグとその専用靴及び感知器を無料配布
此度国土交通省のモデル事業として選ばれたことで、当該取り組みに要する経費のうち3分の1をALSOKが、残りを国が負担することになります。
これにより、全体としては10の各市町村に対してみまもりタグとその専用靴、そして対応する感知器をそれぞれ2,100個ずつ無料で配布していくのです。また、市町村間での詳細な取り決めはそれぞれに決めていきます。
期間は平成29年3月末までで、当該事業を通じ地域主体による認知症を抱える人等の、見守りネットワークの構築をサポートしていきます。
ALSOKの「みまもりタグ」等を活用した“地域の見守り”がALSOKの「みまもりタグ」等を活用した“地域の見守り”が全国10箇所の市町村にて認知症患者等の「見守りネットワーク」の構築を支援
https://www.alsok.co.jp/