女性アスリート外来開設
女性アスリートが抱える婦人科の問題を診療する「女性アスリート外来」が東京大学医学部附属病院女性診療科に開設された。
女性アスリートの健康問題
女性アスリートは、激しい運動トレーニングでエネルギーを大量に消費し、その消費エネルギーが食べたエネルギー量を上回るため、エネルギー不足となり、無月経を引き起こしたり、疲労骨折の原因となったりする。
同病院では、専門家の医師らが診察。健康で競技生活を長く続けられるように指導、治療を行う。
コンディショニングのための月経移動
女性アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるように月経周期の調節を行うなど、試合などに配慮した治療を行う。
また、薬を処方する際には、日本アンチ・ドーピング機構公認ドーピングコントロールオフィサーの資格をもつ医師が使用できない薬剤を把握した上で処方する。
障がい者アスリートのサポート
障がい者アスリートについて全国のスポーツドクターや専門家と連携をとり、サポートを強化。調査研究や受診環境整備を行っていく。
外来担当医
平池修
日本産科婦人科学会専門医
日本生殖医学会生殖医療専門医
日本女性医学学会認定ヘルスケア専門医
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医(腹腔鏡)
日本内分泌学会代謝・内分泌(産婦人科)指導医
能瀬さやか
日本産科婦人科学会専門医
日本体育協会公認スポーツドクター
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツ医
日本アンチドーピング機構公認ドーピングコントロールオフィサー
(東京大学医学部附属病院のサイトより引用)
外来概要
受診対象者は、競技会に参加する女性(競技レベルは問わない)。診察日は毎週水曜日の13時~17時。
(画像は東京大学医学部附属病院のサイトより)
東京大学医学部附属病院女性診療科 女性アスリート外来
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/