8月以降着工の太陽光発電施設から新ガイドライン適用
長野市は5月10日、土地に架台等で自立設置する太陽光発電施設の設置に際し、現在施行中の「長野市太陽光発電施設の設置に関するガイドライン」についての改訂を行うとし、8月1日以降に着工する太陽光発電施設から新たに適用すると発表した。
このガイドラインは、太陽光発電施設の設置者が隣接住民等の理解を得た上で円滑に施設導入を進めることを目的に、平成27年9月1日に施行されている。
今回は、防災・景観・環境などの観点を踏まえ、「太陽光発電施設の設置が適当でないエリア等一覧」として明示し、設置が適当でない「レッドエリア」と、設置に慎重な検討が必要な「イエローエリア」、および「その他のエリア」を新たに定めている(下記にリンク)。
重要地域は発電出力20kW以上の施設で届け出が必要
ガイドラインの対象となるのは、発電出力が50kW以上(複数の発電施設合計)のほか、災害防止や森林機能の保全に重要な地域では20kW以上50kW未満の施設となり、これらについては着工の30日前までに市への届け出が必要となる。
なお、新ガイドラインの施行は平成29年7月1日からとなり、同8月1日以降に着工する発電施設から適用するとしている。
(画像は長野市HPより)
長野市 プレスリリース
https://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/kankyo/「太陽光発電施設の設置が適当でないエリア等一覧」
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/