「ライフプランニング授業」の実施校が1,000校を突破
ソニー生命は、平成18年から中学校、高校、短大、大学に通う生徒・学生を対象に行ってきた「ライフプランニング授業」の実施校が、平成29年3月末で延べ1,045校となり、延べ1,000校を超えたことを発表した。また、受講した生徒・学生は110,591名を数える。
中高生に夢や目標を描いてもらい、達成に必要なことを検証
「ライフプランニング授業」は、同社の営業社員が講師となり、生徒や学生にライフプランの作成をしてもらい、検証をしていくというものである。
ライフプランの作成では、カップルが結婚している状態から、子どもの誕生や進学、住宅購入といった計画や毎月の支払い、家族の夢などを考えていく。その後、作成されたプランをもとに、同社のシミュレーションソフト「LiPSS」を使いながら検証、夢や目標達成のために何が必要なのか、アドバイスを行う。
「ライフプランニング授業」は、授業を通して実際に子ども達に自分の夢やありたい姿を描いてもらうことで、計画的に人生を生きることや、夢や目標に向かって努力をすることの大切さを伝えることをねらいとしている。
「将来のためにやることが見えてきた」という生徒も
「ライフプランニング授業」のはじまりは、ある高校の先生が同社の「ライフプランニング」という考え方を知り、「ライフプランニング」を高校の授業で取り上げることはできないかを問い合わせたことだ。
依頼を受けた同社は、既に長崎の五島列島の高校で「ライフプランニング」に関する授業をしていた営業社員にアドバイスを受けながら、テキストや授業方法を開発した。
この「ライフプランニング授業」は平成25年度の第4回キャリア教育アワード(主催:経済産業省)で最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞した。
実際に授業を受けた生徒は感想文の中で、
「(ライフプランニング授業を受ける前は)まだまだ自分は、将来家族ができたり、家を買ったりなんか全く考えられないし、実感できないと思っていました。だけど(ライフプランニング授業を受けた後は)将来のために今やることが意外にも少しずつ見えてきて驚きました。」
(プレスリリースより引用)
などと述べている。
(画像はプレスリリースより)
ソニー生命の社会貢献活動・ライフプランニング授業
http://www.sonylife.co.jp/volunteer/lp/ソニー生命 プレスリリース
https://prtimes.jp/