グリーンフィールドを利用したヨーロッパでは2つ目の工場
インドの大手タイヤメーカーであるApollo Tyresは、ハンガリーに同社の6つ目となるタイヤ工場をオープンしたことを、4月7日のプレスリリースで発表した。
新しい工場は、オランダの工場に続きApollo Tyresがヨーロッパに開設した2つ目の工場となり、ヨーロッパへ向けてアポロ・ブランドとVredesteinブランドの製造を行う見込みだ。
2015年4月に始まったITによりオートメーション化された同工場の建設は、72ヘクタール以上の敷地におよそ4億7500万ユーロを投資して行われた。首都ブダペストから100キロ未満の立地に、同社初のグリーンフィールドを利用した工場となる。
40年間にわたりインドでタイヤを製造・販売
1970年代中盤に、インドのケーララ州でゴム生産の工場から会社をスタートしたApollo Tyres。タイヤ製造は、トラックタイヤから始まりマーケットリーダーへと成長した。
2000年からは他のタイヤセグメントにも参入し、インドで大手のタイヤメーカーとなった。2006年には国際的な買収も行い、インド第2位のタイヤメーカーへと上昇した。
2009年からは、インドのタイヤメーカーでは初となる自動車市場の先進地であるヨーロッパ市場への参入を果たした。ハンガリーの新工場は第1段階として、小型トラックと乗用車へ550万本を、商用車へは67万5000本の製造を目指している。
(画像はプレスリリースより)
Apollo Tyres・プレスリリース
https://corporate.apollotyres.com/