半導体センサーやエレクトロニクス製品を製造
愛知県を拠点とする世界的な自動車部品の大手サプライヤーであるデンソーは、岩手県に新工場の建設を行うことを、3月29日のプレスリリースで発表した。
新工場は、生産のラインナップを拡大し顧客のニーズに応える目的を持ち、岩手県金ヶ崎町の「デンソー岩手」における生産を拡大し地元コミュニティの発展に貢献することが期待される。
現在は「半導体ウエハ」を中心に生産しているデンソー岩手だが、エレクトロニクス製品の製造を行う新工場建設に先立ち、2017年6月からは「半導体センサー」の生産がスタートする。
新工場は2018年10月に建設が完了の見込み
日本におけるデンソーグループによる生産システム強化の一環となる新工場建設。自動車向けのエレクトロニクス製品などを中心に製造することになる新工場の建設には8800万ドル(およそ100億円)が投資される見込みだ。
また工場の開設に伴い、従業員数も2020年までにおよそ1000人まで増加することが見込まれている。
新工場の建設は2017年10月から始められ、2018年の10月に完成予定となっている。また、新工場ので生産は2019年5月に開始する見込みで、生産は段階的に発展していく見込みだ。
(画像はプレスリリースより)
デンソー・プレスリリース
https://www.denso.com/