予防歯科に関する意識調査
ライオン株式会社は、全国の15~69歳の男女1,200名に対し「予防歯科に関する意識調査」、歯科医師100名に対し「歯科医院における予防歯科実態調査」を行い、22日に結果を発表した。
その結果、生活者・歯科医師の双方で、予防歯科への意識が高まっていることがわかった。
「予防歯科に取り組む人」約5割
「予防歯科に関する意識調査」の結果、「予防歯科に取り組んでいる」人は48.6%であった。2013年の調査と比較して22.4%増加している。
過去1~2年の間で、オーラルケアにかける時間とタイミングが「増えた」人は28.7%であった。
過去1~2年の間で、使用する歯磨き関連アイテムが「増えた」人は21.0%だった。増えたアイテムの第1位は「歯間ブラシ(54.5%)」であった。以下、「洗口液(36.1%)」、「糸巻きタイプのデンタルフロス(20.2%)」と続く。
歯科医師は患者への丁寧な説明と指導を意識
「歯科医院における予防歯科実態調査」において、97%の歯科医師が、予防歯科は「現在よりももっと重要なものになる」と回答した。
患者に対して心掛けていることとして、「状態や治療方針をわかりやすく説明すること(73.0%)」や「きちんとセルフケアができるように指導すること(60.0%)」などが挙がった。
生活者の歯科医師に対するイメージが好転
最近の歯科医院の変化について、生活者の37.9%が「治療だけでなくセルフケアの方法などを指導してくれる」と回答した。
生活者が抱く歯科医師のイメージについて「親身になってくれる」が72.8%と、2013年より9.8%増加した。また「心地よい」が40.6%と、2013年より6.7%増加した。
(画像はプレスリリースより)
ライオン株式会社 プレスリリース
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