労働者への調査
3月20日、アメリカのプレスMarketwiredの記事によると、OFL(Ontario Federation of Labour)の調査で、不安定な仕事は従業員の心身の健康に良くないとある。
OFLはカナダ オンタリオの54の組合と100万人の労働者の労働組合。労働人口の不平等な問題を受けて、雇用基準法の全般的な変更や労働者のために基準の改善をしている。
調査は約5,000人の労働者を対象にオンラインで行われた。
厳しい現状
調査結果によると、オンタリオの雇用法は、現在にそぐわない時代遅れであることが判明。3分の1の調査回答者が、不安定な仕事の影響は、心身の健康問題を引き起こすという結果であった。
特に、若者(18歳~34歳)や不安定な労働者、女性はストレスから病気になる可能性が高い。また、不安定な労働者の40%以上は、常勤の仕事や収入を経済状況に対する懸念としてあげている。
労働者のための改善
OFLの代表クリス バックリーは、「不安定な仕事は人を病気にさせる」として、労働者が多大なストレスの負担を強いることがないよう、雇用基準と労働関係法の改善が不可欠と語り、政府は、経済のためにも、これまでとは異なる雇用法を検討すべきだと強調した。
また、OFLは、労働者の不平等問題を取り上げたキャンペーンを実施している。今後も、労働者のための雇用基準法および労働関係法の改善に取り組む考えだ。
(画像はOFLの公式ホームページより)
Marketwired
http://www.marketwired.com/OFL
http://ofl.ca/