夏はビールで食欲が旺盛になり、尿酸値を気にしている人も多いのでないでしょうか。ビールや魚介類に多く含まれるプリン体が痛風の原因ともいわれ、プリン体制限が必要といわれていました。
プリン体で痛風にはならない?
しかし、痛風の発症リスクはプリン体摂取を制限しても変化がないことがわかりました。体内にあるプリン体の約80%は細胞の代謝や運動によって自己産生されたものであり、食品からの摂取によるものは全体の約20%だということです。
今までは、食物から吸収されたプリン体の多くは、肝臓で処理されて尿酸に変わると思われていました。しかし研究の結果、食物由来のプリン体は、腸で分解されて尿酸に変わることなくそのまま排出されていることが明らかにされました。
プリン体を多く含む食品として知られている、鶏や豚、牛のレバーや煮干し、マイワシやマアジの干物、カツオなどはビタミン、ミネラルなどの栄養価が高い食品です。特に魚介類はEPAやDHAなどの抗酸化作用があり、積極的にとりたい食品です。
痛風を引き起こす本当の原因
痛風を引き起こす本当の原因は、インスリンです。高血糖となり、大量のインスリン分泌を強いられる状況になると、インスリン抵抗性という状態になります。インスリン抵抗性になると細胞にブドウ糖を取り込ませる指令の質が下がり、高インスリン状態になります。
この状態になると、尿酸排泄量が減り、尿酸値が上昇します。つまり、高インスリンにより肥満を引き起こし、尿酸値を上昇させるということです。糖質制限をすることにより、尿酸値を低下させる可能性があります。
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