「スマホ老眼」とは
参天製薬株式会社では、10~50代のスマートフォンユーザー男女500名を対象に実施した「スマホ老眼」に関する意識・実態調査の結果と、眼科医の荒井宏幸先生の指導による「スマホ老眼」の原因と対策とあわせて発表しました。
多くの人々にとって、スマートフォンは生活に欠かせないアイテムになっていますが、スマートフォンの長時間利用による健康上の問題も小さくありません。その1つが「スマホ老眼」です。
スマートフォンを長時間利用する生活を続けることで、目のピントが合いにくくなる症状を「スマホ老眼」と呼びます。
「老眼」は、加齢による老化現象をさしますが、「スマホ老眼」は、スマートフォンの利用による目の酷使(「ピント調節筋」の使い過ぎ)が原因です。このため、若い年代であっても、老眼のような症状があらわれることになります。
「スマホ老眼」に関する意識・実態調査結果
約8割の人々が、週に1回以上「スマホ老眼」の症状を自覚しており、大半の人が、ここ最近になって「スマホ老眼」の症状に気付いたとのことです。
「スマホ老眼」の症状を自覚するユーザーたちのスマホ利用時間は、平日「3.4時間」、休日「4.0時間」。寝転びながらの利用や歩きながらの利用も少なくないようです。
また、「スマホ老眼」だけではなく、 同時に、「肩こり」や「頭痛」など目以外の不調を感じている人も51%という結果でした。「スマホ老眼」対策の必要性を感じつつも、対策がとれずにいる人の比率が、約9割にのぼるとのことです。
「スマホ老眼」の原因と対策(眼科医・荒井宏幸先生より)
「スマホ老眼」は、「ピント調節筋」(毛様体筋)の使い過ぎが原因であり、「水晶体自体の異常」ではありません。「筋肉の酷使」で動きが悪くなり、老眼と同じようにピントが合いにくくなるという症状が起こります。
「スマホ老眼」は、眼精疲労の延長にあります。「肩こり」「頭痛」「倦怠感」なども眼精疲労のサイン。すでにこのような症状がある状態で、そのまま目を酷使すると、ドライアイなどの症状が起き、やがてピント調節が不全になる「スマホ老眼」につながるのです。
また、「電車スマホ」「歩きスマホ」「寝転びスマホ」は、ブレたり揺れたりする中で、テレビやパソコンに比べて小さい文字が並ぶ画面に集中することになるため、特によくない習慣です。
若い人は回復が早いので、「スマホ老眼」の症状が出ても一時的なものだと思いこんでいるようですが、疲労は蓄積されていくものです。スマホに依存し過ぎないことが、第一の対策です。
メールはパソコンで送るなど、なるべくスマホではないもので代用しましょう。 若い人は、スマホゲームに夢中になり過ぎないように。未成年に対しては親が長時間利用しないように、注意を払うことが大切です。
すでに症状が出ている場合は、「ピント調節筋」(毛様体筋)の血流を改善し、筋肉疲労を取り除きましょう。毎日目を酷使する人には、「ピント調節筋」 (毛様体筋)の調節機能を改善する目薬を、毎日同じ時間に使用することをおすすめします。
参天製薬の疲れ目対応目薬
参天製薬が販売している「サンテメディカル10」(12mL 税抜1,200円)、「ソフトサンティア ひとみストレッチ」(5mL×4本入 税抜1,200円)が「ピント調節機能」を改善する疲れ目対応目薬です。
ピントが合いにくい、夕方になると目がズッシリ重い、目が凝るような感じがするなど、つらい目の疲れを感じている方におすすめなのが、「サンテメディカル10」です。
「ソフトサンティア ひとみストレッチ」は、「ピント調節筋」に直接働いて、目の疲れを緩和する点眼薬です。10の有効成分により、目の組織代謝を円滑にし、疲労回復を促進します。さらに、かゆみ・充血を改善する有効成分、炎症に効く有効成分も配合しています。
(画像はプレスリリースより)
参天製薬株式会社のニュースリリース
http://www.santen.co.jp/ja/news/20160629.pdf