新しい健康支援サービスの展開
株式会社タニタは、このたび、株式会社つくばウエルネスリサーチと、自治体向けの健康支援サービス提供のために、包括的な業務提携を締結しました。
高齢化の進展に伴い、増え続ける医療費は日本の財政を大きく圧迫しています。このため、医療費削減につながる生活習慣病予防や介護予防への取り組みが喫緊の課題となっています。
住民の健康増進や医療費適正化をサポートする新たな健康支援サービスを、2016年6月10日より販売します。
それぞれのノウハウと提携のメリット
自社が持つ健康計測機器(体組成計、活動量計など)の効果的な利用、医療費適正化パッケージ「タニタ健康プログラム」を軸に、タニタ食堂で培った健康的な食事のメソッドを盛り込んだ健康支援サービスが主たるものです。
筑波大学の研究成果に基づいた健康増進サービス、および「Smart Wellness City(スマートウエルネスシティ、以下「SWC」)」の構築を目指して進めてきた啓発活動や実証実験を通じて得たデータが、同社のノウハウです。
健康づくりへの無関心層も含め、社会全体を健康へ導く取り組みの実証実験の実施実績もあります。
両社が有するノウハウは補完関係にあるため、自治体が健康支援サービス・事業を立ち上げる際に、充実した機能を持つ基盤がスピーディかつワンストップで構築できることになります。
オープンプラットフォーム化
メンバーを限定したサービスの仕組みとするのではなく、拡張性の高いオープンプラットフォーム化を進めるなど、健康づくりインフラとしての機能を充実させる予定。
自治体のニーズに柔軟に対応し、国が掲げる「健康寿命の延伸」に寄与していくとしています。

株式会社 タニタのニュースリリース
http://www.tanita.co.jp/press/detail/2016/0609/