親世帯、子世帯の距離感をどうするか
野村不動産アーバンネット株式会社が、親世帯と子世帯の同居・近居に関する調査を実施し、その結果を報告した。
最近注目を集めているのが、子世帯と親世帯が近くに居住する「二世帯近居」だ。
別居や二世帯住宅以外の選択肢として、最寄り駅が同じエリアや、同じマンションの別フロアに住む、というように近距離に別々で住む「近居」を選ぶ人が増えている。
実際に「同居」または「近居」をしている30~49歳の男女各125名と、50~69歳の男女各125名の計500名を対象にインターネットで調査を行った。
「近居にして満足」が8割
近居のメリットを「近居している人」「同居している人」がそれぞれ共有した後に、「どのような居住形態にしたいか」という質問をした結果、現在「近居」している人の84%が「今のままがいい」としたが、「同居」している人は67.6%にとどまった。
「近居」している人になぜ「同居」を選ばなかったのかという質問には「プライベートを保ちたいから」と答えた人が最も多く63.8%となった。次いで「ライフスタイルが違うから」52.4%という回答となった。
また「近居」している人に対して、居住形態を選ぶ際に妥協できない点を親視点・子視点にわけてきくと、子視点の場合はどちらの世代も「親の様子が心配」が1位となった。
一方親視点にたった場合の回答は「孫のそばにいて、成長を見たい」という意見がどちらの世代も40%台となった。
独立した子世帯と、定年を迎えた、または迎えようとしている親との関係性をどうするのか。いろいろな選択肢があるが、ほどよい距離感を保てる「近居」を選んだ人の満足度が高いという結果となった。
(画像はプレスリリースより)

野村不動産アーバンネット株式会社 プレスリリース
http://www.nomura-un.co.jp/page/news/pdf/20150507.pdf