総務省、「アプリDe統計」iOS版の提供開始

総務省は1月30日、オープンデータの高度化を推進するための、スマートフォン上で身近な政府統計データを提供するアプリ「アプリDe統計」iOS版の提供を開始した（Android版はすでに提供中）。

また、API機能について、開発ガイドの追加など、利用者の利便性向上のためにサービスを拡充した。

「アプリDe統計」では、GPSを利用して、自分がいる場所の市区町村の統計データを スマートフォン等に表示し、市区町村の魅力や観光情報を「ふるさと自慢」として表示する「City Stat」、基本的な統計データを手軽に表示する「ポケット統計」、様々な日にちなんだ統計情報の表示や簡単な統計グラフが作成できる「とうけいどけい」といった、統計データを身近に感じることができる機能を実装。

API機能については、開発支援サイトに、API機能を活用したアプリを開発する際の手順などを掲載した「開発ガイド」、API機能を利用したサンプルページ、ソースコードなどを掲載した「開発サンプル」、API機能を利用する際の注意点や多い質問などを掲載「FAQ」を追加。

また、政府統計の総合窓口（e・Stat）から提供している全統計データ（EXCEL等を含む約100万件）の一覧情報（調査名、表題、リンク情報等）をAPIで取得できる機能を追加した。

これらにより、政府統計のオープンデータを高度化させ、地域振興やビジネスの活性化など様々な分野に貢献できるものと考えるとしている。




総務省　「『アプリDe統計』のiOS版の提供開始及びAPI機能のサービス拡充」
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