道内初の裸ネズミも展示
札幌市円山動物園の新施設「アフリカゾーン」の一部が10月31日にオープンした。今回公開されたのは、道内動物園初の飼育となるハダカデバネズミを含む3種類で、野生の姿をガラス越しに間近で観察ができ、親子連れに人気を集めた。
ハダカデバネズミの生体を良く観察するためにアクリルのトンネルで地中の巣穴を再現し、一風変かわった展示が来場者の目を引いている。ハダカデバネズミは体毛が薄く裸のような体と大きな歯が特徴で、こちらにも注目が集まっている。
見慣れた動物も展示の仕方で迫力満点
ダチョウの展示は、これまで来園者が少し高い位置から見下ろすように展示していたが、新施設では飼育場と観察スペースの高さを同じにし迫力あるダチョウの大きさを体験できるようにした。
ダチョウの卵は直径20センチほどで、ダチョウの卵は鳥類の中で一番大きい卵だ。
ミーアキャットは同動物園で飼育されるのは約10年ぶりになる。今回公開されたミーアキャットは雄雌の2匹で、ガラス越しに、じゃれ合う姿や立ち上がって周囲を見回す姿が見られる。
動物が新施設に慣れるまで、公開は午前10時から午後3時までに制限されていて、全面オープンは来年夏になる予定。
(画像は札幌市円山動物園より)
札幌市円山動物園
https://www.city.sapporo.jp/zoo/