「ポケヤク」とは何か
本社を東京都中野区に構える株式会社ピークウェルは、調剤薬局向け不動医薬品在庫販売サイト「ポケヤク」を2014年1月21日から開始した。
「ポケヤク」は中小企業の調剤薬局の経営者・管理者を対象としたサービスで、調剤薬局で不動在庫となってしまった医療用医薬品を中心に買取・販売する。
調剤薬局から不動在庫を引き取り、その薬を必要としている薬局に販売する。これが「ポケヤク」のサービスの根幹となっている。今後も新たな機能をサイトシステムに加えていく予定だという。
(画像はプレスリリースより)
「ポケヤク」がサービス開始された背景とは
薬局では、様々な理由で期限切れの薬を破棄せざるをえない事態が存在する。例えば、患者が急に来なくなったり、処方する薬が急に変更されたり、有効期限や包装の変更などから返品がきかなくなったりすることがある。こうした自体が発生した場合、在庫リスクを免れない。また、消費税増税に伴う経営の圧迫について経営者は懸念を示しているという。
小規模の薬局においては、年間約10万円の廃棄医薬品が生じるという。これは、全国53,000件の調剤薬局に換算すると53億円にも相当する。こうした医薬品の不動在庫問題が「ポケヤク」の背景にあるという。

@Press:アットプレス/株式会社ピークウェルプレスリリース
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