17万キロリットルのLNG貯蔵タンク2基
2014年1月7日、株式会社IHIはインドのPetronet LNG社より液化天然ガス(LNG)貯蔵タンク建設工事を受注したと発表した。
建設されるのは17万キロリットルのLNG貯蔵タンク2基で、インド最大だ。同社は2004年にも、インド初のダヘッジLNG受入基地へ14万8千キロリットル貯蔵タンク4基を納入しており、今回の工事はその拡張工事となる。工事の完成は2016年が予定されている。
同社は1969年に日本初のLNG貯蔵タンクを建設して以来、その実績をもとに世界各地で130基以上を建設しており、世界最多の建設実績を誇る。
(画像はニュースリリースより)
インド国内におけるLNG貯蔵タンクシェアは70%強
インドにおいても近年、天然ガスの需要が増えていることを受け、LNG受入基地の建設ニーズが高まっている。
同社はダヘッジ基地以外にもコチLNG受入基地へタンクを納入した実績があるほか、昨年9月にGSPC LNG社からも16万キロリットルLNG貯蔵タンク2基の建設工事を受注している。これによりインド国内における同社のLNG貯蔵タンクシェアは70%強になるという。

インド最大の液化天然ガス(LNG)貯蔵タンクの受注
http://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2013/press/2014-1-07/