高齢社会を見据えた新たなシェアハウスがオープン
一般社団法人日本シェアハウス協会は、高齢社会を見据えた新たなシェアハウスとして、「多世代共生型シェアハウス」と「“自宅併設”シェアハウス」の2種類を開発したと発表した。
多世代共生型シェアハウスについて
当協会では、若者中心のシェアハウスにシニアが入居し、世代を超えた交流が出来る住居を吉祥寺にオープンする。
名称は「リベストハウス吉祥寺」。原則25歳以上の多世代共生型シェアハウスで、併設の小型運動施設で健康増進と介護予防に取り組んだり、様々な「事業本部」を設置し、住人が共同で収益事業に発展させる仕組みを導入したりなど、老若男女が活き活きと暮らせる住まいにしていくとしている。
今後も、アクティブシニアの「第三の住まい」をテーマに、「多世代共生型シェアハウス」を新たな「老後の住まい」のモデルハウスとして、今後各地に広げていくとしている。
“自宅併設”シェアハウスについて
住み慣れた住まいから転居したくないと考える高齢者のために、老後の糧となる家賃収入が入り、将来は2世帯住宅への転用も出来、一般賃貸住宅と比べても収益性の高いシェアハウスを自宅に併設するモデルハウスを杉並区阿佐ヶ谷に開発した。
名称は「VEGA阿佐ヶ谷」。高齢者の自宅とシェアハウス5室からなる。太陽光発電設置及び高性能断熱方式による省エネ自然住宅を基本コンセプトとし、雨水の有効活用及び貯水システムによる災害対策を実施するとしている。
「“自宅併設”シェアハウス」によって、頑張る若者を住まいと交流で応援し、地域の活性化にもなり得る高齢化住宅地の「新築モデル」としていきたいとしている。

一般社団法人日本シェアハウス協会プレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/42170一般社団法人日本シェアハウス協会ホームページ
http://japan-sharehouse.org/