地域医療を担う人材育成を-広島県と岡山県が連携
広島大学が、2014年度医学部医学科推薦入試「ふるさと枠」の募集要項を公表しました。
募集人員は「ふるさと枠広島県コース」が18名、「ふるさと枠岡山県コース」が2名となっています。
出願資格は、「ふるさと枠広島県コース」が広島県内の高等学校を2012年4月以降に卒業した者及び2014年3月に卒業見込みの者、「ふるさと枠岡山県コース」が岡山県内の高等学校を2012年4月以降に卒業した者及び2014年3月に卒業見込みの者(出願時は本人または保護者が岡山県内に居住している者)で、両コースとも高等学校長が推薦でき、合格後は入学を確約できる者とされています。
選抜は、出願書類(100点満点)、面接(200点満点)、センター試験(900点満点)の得点を総合的に評価して合格者が決定されます。面接日は2013年11月14日(木)、15日(金)の2日間で実施されます。
出願方法は郵送のみで、募集期間は2013年11月1日(金)から11月8日(金)午後5時必着(11月6日までの消印に限り受理)となっています。合格者発表は、2014年2月7日(金)12時に同大学のウェブサイト上にて発表される予定です。
「ふるさと枠」について
同大学の「ふるさと枠」は、国の「緊急意思確保対策」や広島県と岡山県が策定した「地域医療再生計画」に基づいて、地域医療を担う人材を広島県と岡山県が連携して育成することを目的としたもので、ふるさと枠の入学者は全員、各県の奨学金制度の対象となります。
全国的に医師不足の問題が指摘されている中、「地域医療に強い関心を持ち、地域に定着する意志を持つ人」の入学が期待されています。
下記ウェブサイトにて、ふるさと枠に関するパンフレットなども公開されていますので、ご確認ください。

広島大学 お知らせの詳細
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/17825