攻めの分野にITを活用した企業を表彰
IT経営とは、経営戦略・経営革新の実現のために、ITを新しいビジネスツールととらえ、業務の効率化だけでなく、業務の可視化など、攻めの分野にもITを活用している企業の取り組みのことをいう。
具体的には、ITによる業務プロセスの再構築と顧客満足・生産性の向上、ITを活用したサプライチェーンの維持など、リスク分散化などの災害対応力の強化、取引情報や顧客情報を利用した、営業・マーケティングの改革、新製品などの開発、社内コミュニケーションの充実化、ノウハウの蓄積や共有、業務プロセスの可視化など、企業活動のあらゆる分野におよぶ。
5種類の賞で取り組みを評価
経済産業省では、優れたIT経営を実現し、他の企業がIT経営に取り組む際に参考となるような事例のうち、先進的な事例を「IT経営実践認定企業・組織」として認定し、さらに優れたものを「中小企業IT経営力大賞」として表彰している。
授与される賞は全部で5種類。経済産業大臣の大賞から、優秀賞、審査委員会奨励賞、また、特別賞もある。受賞企業と認定企業・組織にはロゴマークの使用が認められるほか、成功事例として公表される。
申し込みの期限は9月30日(月)。書類提出締め切りが延長される事前申し込みは9月17日(火)まで受け付けている。詳細は経済産業省のホームページを確認してほしい。

IT経営ポータル
http://www.it-keiei.go.jp/award/2014/