都市環境プラント基幹工事を4件受注
この度、東京都のJEFエンジニアリング株式会社が、都市環境プラント基幹工事を連続で4件受注したことを発表した。受注額は4件で110億円にものぼったという。
(この画像はプレスリリースより)
都市環境プラント基幹工事の概要
都市環境プラント基幹工事は、稼働後15年以上たち、劣化した一般廃棄物処理施設を、長寿命化・省エネルギー化を目指して再構築することを目的に実施される。工事後には、CO2削減量により、環境省から自治体へ、事業費の一部が付与される交付金制度も設けられている。
この交付金制度は2010年に制定され、JFEエンジニアリングでは、交付金制度がはじまって以降、合計10件もの基幹改良工事の受注を引き受けているという。
今回引き受けた4件の工事では、施設の状況、ニーズに応じた基幹改良工事をおこなうとともに、施設の長寿命化・省エネルギー化によるCO2削減も目標とされている。
全国でも基幹改良工事のニーズが上昇
今回、都市環境プラント基幹工事を発注したのは、以下の4つの施設である。
・十日町市エコクリーンセンター(新潟県)
・中巨摩地区広域事務組合清掃センター(山梨県)
・山武郡市環境衛生組合ごみ焼却施設(千葉県)
・本荘清掃センター(秋田県)
(プレスリリースより)
現在、一般廃棄物処理施設は全国に約1200存在し、そのうち約半数が稼働後15年経過しているのが現状である。
JFEエンジニアリングは、これら施設のニーズに今後応えていくべく、都市環境プラントの先進的な企業として、CO2削減による地球環境の保全に努めるとともに、自治体の財政負担軽減にも役立っていきたいという。

JFEエンジニアリングによるプレスリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2013/20130819095219.html