デンソーがホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)の新モデルを発売
7月1日、自動車部品メーカーのデンソー(愛知県刈谷市)が住居の省エネをサポートするホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)の新モデルを発売した。
ミサワホーム住宅に供給
HEMSとは家庭内の機器をつないで操作パネルを一元化、エネルギーの使い方を「見える化」して省エネ行動を促すシステム。
今回発売したデンソーの多機能HEMSの新モデルは8月以降、ミサワホーム株式会社の住宅を対象に供給を開始、今後は他のハウスメーカーにも採用を働きかけて行く。
スマートフォンやタブレットを活用
ユーザーが利用しているスマートフォンやタブレット端末、パソコン等を使って各エリアの電気使用量をリアルタイムで確認できる。
外出先で電気の消し忘れや使いすぎをチェックし、家電のオン・オフ操作も行え電気代の節約や省エネに貢献で出来る。
オプションで水道・ガスにも設置
過去の電気使用量も電気料金やCO2排出量に換算でき、水道・ガスセンサーを設置(オプション)する事で、水道・ガス使用量も把握できる。
今後は温度と湿度を測れるセンサーを各エリアに設置、温度や湿度も表示できるオプションも追加予定だという。
また、今回発売のHEMSは「平成23年度エネルギー管理システム導入促進事業(HEMS導入事業)」の補助金対象機器に選ばれている。

デンソー、HEMS新モデル ニュースリリース
http://www.denso.co.jp