ニッセイの確定給付企業年金「DBパッケージプラン125プラス」
日本生命保険相互会社は、新たな確定給付企業年金(DB)制度向け提携プラン「DBパッケージプラン125プラス」を開発したと発表した。
開発の背景
国は今年4月、中小企業などへの企業年金の普及を促進するため厚生年金基金制度の見直しを実施。確定給付企業年金をより設立しやすくなるよう措置を講じた。
また、公的年金制度の見直しが検討される中で、自助努力による私的年金の普及・充実が今後一層強く求められるようになることが予想される。
以前より企業年金の普及に取り組んできた同社では、こうした背景を踏まえ、中小企業などへの企業年金のさらなる普及促進のため、同プランの開発を進めてきた。
プランの特長
このプランは「安定」「簡単」「低コスト」の3つの特徴を兼ね備えた業界初のDBプランだ。
年金資産は予定利率1.25%を保証された一般勘定のみで運用される。実際の年金資産と必要額がほぼ一致し、積み立て不足が発生しづらい安定した仕組みとなっている。
また、制度設計を簡素化しわかりやすくした“掛金建て方式”を採用。行政手続きの一部を同社が代行してくれる。
さらに、同プランでは各種手続きを簡素化し、手数料負担を軽減。加えて導入初年度の手数料負担を抑え、制度設立時の負担を軽くした。
来年1月より引き受け開始
同プランは、特に厚生年金基金の後継制度を検討中の中小企業に適した商品と言える。
同社では、6月2日より提案を開始、2015年1月1日より引き受けを開始するとしている。

ニュースリリース
http://www.nissay.co.jp/news/●この記事に関連したニュースカテゴリ:
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