4台から設置できる「アロバビューレコーダー」
アイ・オー・データ機器とルクレは11月26日、小規模施設で使用する監視カメラ録画システム「アロバビューレコーダー」(WEC-RSIO3Yシリーズ)を発売した。
「アロバビューレコーダー」は、国内トップシェアを誇るルクレ製の監視カメラ専用録画ソフトウェア「アロバビュー」を、アイ・オー・データの特定サーバーにインストールし、小規模でも低コストで導入できる監視カメラ録画システムである。
カメラ台数4台、6台、8台、10台利用の4モデルを展開し、価格は4台で20万8,000円だが、市場想定価格は186,000円前後となる見込みだ。
面倒なソフトのインストール不要
監視カメラ市場は2013年にアナログカメラとネットワークカメラの出荷台数が逆転し、小規模施設でもネットワークカメラを導入する事例が増えてきた。
このような市場動向を受けてアロバビューは、Windows Embedded Standard 7を搭載した組み込み用サーバーと連携させ、高価なサーバーシステムを使わずに導入できる、低コストの監視カメラを実用化させた。
面倒なソフトのインストールは不要。箱から出して電源を入れ、カメラにつなぐだけの簡単操作で設置できる。
国内主要10メーカーの350機種以上のカメラに対応しており、カメラ台数が4台以下の場合はPCがなくても利用できる。組み込み用サーバーとネットワーク機器のサポートを充実させ、初めての使用でも安心して導入できる体制を整えた。
アイ・オー・データ機器とルクレは「アロバビューレコーダー」により、年間73億円規模のネットワークビデオレコーダー市場への参入を果たす。
(画像はプレスリリースより)

株式会社アイ・オー・データ機器、株式会社ルクレのプレスリリース
http://www.iodata.jp/news/2014/press/12dh9400001yg2ji.pdf