自動車用ゴムホースの工場を立ち上げ
豊田合成は、今後、自動車市場が拡大し自動車部品の需要が大きく伸びると予想されるインドに合弁企業を設立して進出する。
自動車用ゴムホースを生産と販売する新会社をインド北部のハリヤナ州のバワルに設立することに、豊田合成株式会社とインド有数の自動車部品企業であるUNO MINDAと豊田通商株式会社が合意し、このたび合弁契約を締結することになった。
新しく建設される工場には6.8億ルピーを投じて約15,600平方メートルの土地に約6,200平方メートルの建屋を建設して、自動車用ブレーキホースとフューエルホースを生産することになる。また、2019年には約140名の従業員を雇用する規模になる計画である。
今回、新たに設立されることになったMINDA TG Rubber Pvt. Ltd.は、UNO MINDAが51%、豊田合成が44%、豊田通商が5%の出資比率となり合計で資本金3.5億ルピーの合弁会社となる。
強固なパートナーシップを構築
新会社であるMINDA TG Rubber Pvt. Ltd.は、2015年9月よりブレーキホースの生産を開始する予定である。自動車生産が拡大し需要が見込まれるインド市場において、顧客の現地調達化ニーズが高いブレーキホースなどの自動車部品を現地で生産する自動車メーカーに供給することをねらいに設立されることになった。
豊田合成はUNO MINDAと相互に経営権を持つ会社を有することで両社協業による事業の拡大をさらに推進し、より強固なパートナーシップを構築するとしており、既にミンダ社と合弁でセーフティシステム製品とオートモーティブシーリング製品を生産するToyoda Gosei Minda India Pvt. Ltd.を事業展開している。
(画像はプレスリリースより)

豊田合成プレスリリース
http://www.toyoda-gosei.co.jp