貴重な作品が100点以上保管
献血で思い出すのが「日本赤十字社」。世界186ヶ国にあるといわれる赤十字社の1つですね。日本では1877年に「博愛社」として始まり、100年後の1977年に創立100周年記念として本社を新築する際、当時の日本美術界の作家たちに寄贈を呼びかけました。
絵画はもちろん、陶芸や彫刻、書など約100点あまりの作品が寄贈され、今も大切に保管されています。けれどもこれらは一般の人の目に触れることはあのませんでした。
絵画鑑賞とチャリティが同時に
そんな滅多に目にできないような作品を鑑賞できる展覧会「日本赤十字所蔵アート展」が損保ジャパン東郷青児美術館で2月19日(日)まで開催されています。
今回の展覧会では絵画を中心に約50点展示されます。観覧料などの収益金は、すべて日本赤十字社に寄付されますが、このような寄付を目的とした展覧会は、同社としても初めての企画だということです。
被災地を支援したいけれどどうしていいのかわからないという人は、貴重な絵画を鑑賞すると同時に寄付もできるこの珍しい展覧会に出かけてみてはいかがでしょうか。
日本赤十字社所蔵アート展
03-3485-7866
東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン本社ビル42階
開催期間/1/7(土)~2/19(日)
開催時間/10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日/月曜日(ただし1/9は開館)
料金/一般500円、大学・高校生300円、小中学生無料

「日本赤十字社所蔵アート展」
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html