高校中退扱いせず、大学への飛び入学制度を導入へ

文部科学省が大学への入学資格を高校2年～2年半で得られるの新しい制度「早期卒業制度」を設ける方針だ。。

記事と写真は関係ありません。

現在も高校2年から大学に進学する「飛び入学」は認められているが、高校中退扱いになるため利用者は少なかった。

政府国家戦略会議は、現行の6・3・3制の見直しを進めていて、文部科学省はこれにあわせ「早期卒業制度」を新設する方針。既に中教審高校教育部会で議論を重ねており早ければ2013年度にも、学校教育法の改正を視野に進めている。

優秀な高校生が早く大学に進学し学べる環境を作り、国際的に活躍できる人材の育成も目標とするという。

米国では、学校内の飛び級、学校間の飛び入学、早期就学ともに盛ん。飛び級が可能かの判断には「アイオワ早修尺度」が使われ、総合的に判断する。

歌手の宇多田ヒカルが小学校の頃、2年から4年に飛び級し、高校では1年飛び級してコロンビア大学に進学するもわずか数ヶ月で中退したことが知られている。



文部科学省　早修制度について
http://www.mext.go.jp

日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0200R_S2A600C1CR0000/