日本初のレバレッジ型・インバース型指標採用ETF
シンプレクス・アセット・マネジメントと、野村アセットマネジメントは、レバレッジ(2倍)・インバース(-1倍)指数を指標とする上場投資信託(ETF)を4月に上場する。
シンプレクスは、TOPIXレバレッジ指数、TOPIXインバース指数をそれぞれ連動対象にする「TOPIXブル2倍上場投信」と「TOPIXベア上場投信」の2本のETFで、4月5日に東京証券取引所への上場予定で、日本初のレバレッジ型・インバース型指標採用ETFとなる。
また、、野村アセットは、日経レバレッジ指数および日経インバース指数をそれぞれ連動対象とする、「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」と「NEXT FUNDS日経平均インバース・インデックス連動型上場投信」の2本で、4月12日に大阪証券取引所へ上場予定。
前日比変動率に一定の倍数を乗じた変動率で大きい値動
シンプレクスの「TOPIXブル2倍上場投信」は、TOPIXレバレッジ(2倍)指数を対象指標とし、当日の指数値=前日の指数値×(1+2倍×TOPIXの前日比変動率)と、変動率が日々の変動率の2倍となるように算出されており、10%上昇すれば20%上昇、10%下落すれば20%下落する商品。
「TOPIXベア上場投信」は、TOPIXインバース(-1倍)指数が対象指標。当日の指数値=前日の指数値×(1-1倍×TOPIXの前日比変動率)と、10%上昇すれば、TOPIX10%上昇と比べ、20%下落、10%下落すれば、TOPIX10%下落と比べ、10%上昇と20ポイント逆に動くこととなる。
野村アセットの新ETFも同類で、それぞれ、日経平均株価の日々の変動率の2倍変動する日経レバレッジ指数、日経平均株価の日々の変動率と同率でプラス・マイナス反対の変動をする日経インバース指数への連動での運用となる。

シンプレクス・アセット・マネジメント ニュースリリース
http://www.simplexasset.com/jp/etf/News/doc/etfnews_bullbear.pdf野村アセットマネジメント ニュースリリース
http://www.nomura-am.co.jp/corporate/press/pdf/H2403211.pdf