強毒性の変異株が広がる恐れあり
8月29日、国連食糧農業機関(FAO)はベトナムと中国で強毒性鳥インフルエンザウイルスの変異株が見つかった、と発表した。
変異型には現行のワクチンが効かないものと見られ、人が感染した場合の危険性は不明。FAOでは周辺諸国に広がる恐れがあるとして、警戒を呼びかけた。
世界保健機関によると、2003年以降、565人が同ウイルスに感染し、うち331人が死亡したとのこと。
2006年に感染者数はピークを迎え、その後終息したが、ウイルスそのものは中国、バングラデシュ、インドなどのアジア諸国とエジプト、イスラエル、ルーマニアなどにも広がっている。
意外に使える海外旅行保険
海外旅行保険の中には、鳥インフルエンザを対象に含めているものもある。こういった保険に加入していれば、旅行中に感染した場合、帰国後30日以内の発症まで補償される。
治療費や通院に要した交通費、入院補助金などが支給される。また、鳥インフルエンザの流行を理由に、旅程が変更になった場合などには、交通費や宿泊費用も補償される。

◆国際連合食糧農業機関(FAO)
鳥インフルエンザが再び広がりをみせるhttp://www.fao.or.jp/detail/article/616.html◆東京海上日動
新型インフルエンザに関する保険金のお支払いについてhttp://www.tokiomarine-nichido.co.jp/news/101210.html