株式運用は「○○力」が決め手?
株式運用で20%以上の利益を上げている投資家の約7割が文系出身だった。金融情報の解析を行っているセンティリオン株式会社がこのほど、株式運用に関する調査を行い、こんな結果を発表した。
3月8日~4月4日に投資SNSサイト上でアンケートを行い、分析したもの。センティリオンでは、理系の投資家がチャート分析などの数学的解析を得意とするのに対し、文系投資家は株式動向などの情報を読解する「読解力」に優れているため、と分析している。
儲けるのにiPhoneは不要?
携帯でき、リアルタイムでさまざまな情報を取得、売り買いを実行できるiPhoneなどのスマートフォン。投資には有利と思われるが、大きく利益を上げている方でも、利用率にはほとんど違いが見られない。
利益を上げている個人投資家は、短期の売買ではなく、中長期スパンの投資を行っている方が多いことがうかがえる。
安めの昼食をとり、食後は○○○を飲む
また、利益を上げている投資家のライフスタイルを検証したところ、興味深いデータがいくつか見つかっている。
昼食後、コーヒーを飲む人は全体では56%だが、20%以上の利益を上げている人では73%。10%~20%の方では59%だった。コーヒーを飲みながら情報分析を行うなど、昼休みを株式運用に当てている方が多いのでは、と分析されている。
調査対象のうち60歳以上の人が37%ともっとも多いことから、家で株式投資をする方も、昼食後にはコーヒーを飲む率が高いことが推測される。後場に向け、コーヒーで脳を活性化することが、株式投資の勝率を上げているようだ。
著:ハッピーライフエンド編集長 谷垣吉彦
金融工学のセンティリオン株式会社
http://www.centillion.co.jp/◆みんなの株式