福島、茨城などの女性の母乳から検出
4月30日福島、茨城など1都4県の女性23人の母乳を検査、結果23人のうち7人から微量の放射性物質を検出したと発表した。
福島第1原発の30キロ圏内の福島県いわき市在住の女性の母乳からは放射性ヨウ素が1kg当たり3.5Bq(ベクレル)、2.4Bq(ベクレル)の放射性セシウムが検出、茨城県の5人千葉市の1人からは放射性ヨウ素が2.2〜8.0Bqが検出された。
ちなみに牛乳・乳製品の暫定規制値は放射性ヨウ素が1kg当たり10Bq、放射性セシウムが1kg当たり200Bq。
足立区の公園のベンチから3Bq
4月に行なわれた衆議院決算行政監視委員会での東電佐藤参考人の答弁によると、足立区の公園のベンチで1平方cm当たり3Bqの放射能濃度が観測された。ちなみに管理区域の放射能濃度は1平方cm当たり4Bqだったという。
また4月4日から4月10日までの間に海洋流出した放射能汚染水の量は1393トン、放射能汚染物質の総量は1兆5000億Bq。トレンチから漏出した放射能汚染水の量は4700兆Bqだったという。これは1年間の許容量の2万倍にあたる。

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