農家から新鮮野菜が届く　進化する共同購入

農家から直接家に新鮮な野菜が届いたらどんなにいいだろう。しかし、少量の野菜などを各戸に配達して回るのは効率が悪いため、農家はコスト回収のため、価格を高く設定せざるをえない。

[image:Martin Cathrae]

それならば、会社の同僚グループやご近所さん、友だち同士でまとめ買いし、１か所にまとめて届けてもらえばいいのではないか。そこで始まったのがWholeshare.comだ。

消費者はまず、一定の人数のグループを作る。そして、必要な注文数に達したら、まとめてオーダーする。注文を受けた生産者側の農家は、まとまった量の生産物を１か所に配達するだけだ。

この方法なら、農家は配送コストが低く抑えられる。消費者にとっても、仲介業者が入らない直接取引のため、低価格で新鮮な野菜が手に入れられる。

Wholeshareは、生産者と消費者を直接結びつけるサイトなのだ。

ニューヨークでスタートしたこのシステム。地元でのサービス開始を待ち望む人が、全米中にいるにちがいない。



Wholeshare

農家から、楽々共同購入