一時炉心溶融の危険
福島第1原発1号炉、2号炉、3号炉ではポンプ車を使って原子炉に冷却水を送り熱くなった炉心の熱を下げるという処理をしていた。
14日午後8時、2号炉に水をおくっていたポンプ車が燃料切れをおこし、15日早朝に爆発があった。2号炉では格納容器が損傷し、大量の放射性物質が漏れ出した恐れがあるという。
東京電力は、燃料の損傷があり、可能性は否定できないと、メルトダウンが起きる可能性を発表した。
炉心溶融で最も深刻な例がチェルノブイリ原発事故。チェルノブイリ原発事故の原因は発電所の設計上の欠陥とオペレーターの怠慢だった。2つの原因がかさなって炉心溶融(メルトダウン)がおきた。
今回の事故では炉心溶融の確率はチェルノブイリ原発事故よりも低いという事。
一刻も速い冷却作業完了が望まれる。15日の東北地方の天候は夕方から雨、また気温は冬の寒さにもどるという予報がでている。
原子力産業は数十年後戻りするだろう
以下、ciovaccocapital.comに掲載されたコメント。
東京電力スポークスマン
このレベルの水位がつづけば炉心はダメージを受ける可能性がある。我々は現在この状況を回避するため冷却水を原子炉へ注いでいる。
Goldman Sachs Group社アジア支局前副会長Ken Courtis氏
14日中に原子炉をもとの状態に戻せないならば大問題になる危険性がある。メルトダウンの影響を警戒する必要がある。また経済面のマイナスも考えるべき。原子力産業自体数十年後戻りするだろう。

Before It's News
http://members.beforeitsnews.com/story/478/411/Nuclear_Meltdown_in_Japan_Would_Have_Worldwide_Implications.htmlciovaccocapital.com
http://ciovaccocapital.com/wordpress/index.php/economy/nuclear-meltdown-in-japan-would-have-worldwide-implications/