3年余りで50件の事故、うち18人は死亡
介護用のベッドによる、お年寄りのベッドからの転落や、手すりの透き間に首や腕を挟まれるなどといった事故が相次いだことで、平成19年5月よりメーカーによる国への事故の報告が義務づけられている。
経済産業省によると、それから3年余りで、50件の事故が発生し18人が死亡しているとのこと。消費者庁は、実態を調べるとともに注意を呼びかけることとしている。
その原因として以下のことが懸念されているという。
◆NHKニュースより引用
介護用のベッドでは、去年、JIS=日本工業規格の規格が見直され、メーカーは、手すりに首などが挟まらないよう構造を変えるといったくふうをしていますが、事故があとを絶ちません。業界団体によりますと、新しい規格に適合していない古いベッドが、依然、数多く使われていて、体の不自由な人や認知症のお年寄りが誤って使用してしまうケースもあるということです。

経済産業省
http://www.meti.go.jp/NHKニュース
介護ベッドの事故 注意喚起へ
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101001/t10014312291000.html