いざという時に使える「タクシー」は利用価値大
子育て中のママの場合、いろいろな悩みを抱えているもの。
例えば「荷物やベビーカーなどを持っている時にお出かけ時のお手伝いをしてもらえば・・・」「急な残業で保育園のお迎えの時間に間に合わない!」「雨の日に子どもとおでかけしたい」など、誰かの手を借りたいシーンは多い。
そんな時にぜひ利用してもらいたいのが、全国にある「子育てタクシー」だ。
香川県から全国に広がった子育てタクシー
子育てタクシーの全国組織、全国子育てタクシー協会が設立されたきっかけは、2004年6月、香川県のNPO法人わははネットによる提案で、花園タクシーがドライバー5人を「子育てタクシードライバー」として養成して試験運行した際、ニーズがあることがわかり、本格的に導入されたのがはじまり。その後、香川県をはじめ、全国に広がり、2006年6月、全国子育てタクシー協会が設立された。
玄関先まで行くことができるタクシーのメリットを最大限に生かして、全国各地のタクシー事業者と地域の子育て支援事業者とのネットワークを作り、しかも一定のサービス水準とマインドを保ちながら、子育て家庭により安心で安全な「子育てタクシー」を全国規模で提供することを目的としている。
しかも「子育てタクシー」専門ドライバーの養成やスキルアップなどに取り組み、荷物が多かったり、乳幼児を伴っての外出サポートだったり、子どもだけの送迎だったり、さまざまなケースで親が安心して任せることができる“地域の子育て応援団”を目指している。子育てタクシーには、オリジナルロゴや専用ステッカーを使用している。
全国の子育てタクシーは、以下のサイトから検索可能。タクシーを利用するとなると、なかなか敷居が高いと考える子育てママもいるかもしれない。しかし、きちんと子育てタクシーのドライバーとして養成されているなら、安心感も違うと思うので、利用価値は高いだろう。
【minastirith 執筆】
全国子育てタクシー協会
http://kosodate-taxi.com/