離婚に向けた話し合いはもはや過去の産物か
沢尻エリカさんの離婚騒動が連日、メディアを賑わせている。その中で、特に注目を集めているのが、夫である高城剛さんへの“離婚通告”の方法だ。
J-CASTニュースでは、
「エリカ流離婚スタイル 「メールで通告」今や珍しくない」と題した記事を掲載し、現代の離婚事情を詳しく紹介している。
* 画像はイメージです
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Moomettesgram's photostream男性より女性に多いメールでの通告
まず、今回の事の顛末はざっとこんな感じだ。
沢尻さんがブログで離婚協議入りを公表したのは2010年4月27日夜。28日未明には、高城さんに「別れたい」というメールを送った。それまで高城さんは「離婚の話は2人の間でひと言も出ていない」として、事態を飲み込めていない様子だった。
一世代前には、メールで離婚を通告するなど、とても考えられなかったこと。しかしいまや、何でもメールでやり取りする時代とはいえ、離婚すらメールで済ますとは、なにか信じがたいものがあるが、実際のところ、特に女性はそうでもないようだ。
記事では、夫婦問題研究家で、サイト
「離婚相談救急隊」を開設している岡野あつこさんのコメントを載せている。
「別れたい」というストレートな表現で離婚メールを出す人は、圧倒的に女性に多い。女性は離婚の意思を固めているが、男性が反対している、もしくは「男性が鈍いケース」(岡野さん)では、メールによる通告が「離婚実現への1番の早道」ですらあるのだという。
今回の高城氏のケースもそうだが、男のほうが未練たらたら、女性は非常に切り替えが早い気がしてならない。
メールでの通告にはメリットもある
だが、メールでの離婚通告は、決して悪いだけではないのが、以下を読むとわかる。
下手に当事者間で話し合いをすると、相手のイヤな部分を互いにえぐり出すような展開になりがちで、交渉に時間もかかる。メールで明確な離婚の意思を相手に伝え、あとは弁護士や家族など第3者に任せるという方法は、状況によっては「オススメ」といっても良い。
確かに、離婚の際、すぐにスッキリ解決することは少ないだろう。調停や裁判、慰謝料や親権などで揉めれば、かなりのエネルギーも費用もかかる。
メールであらかじめ「予告」するのであれば、悪くないような気もするが、やはり夫婦の関係はただ付き合っているだけの恋人同士とは違うわけで、いとも簡単にすぐ決断するのではなく、じっくり話し合ってほしいとも思わなくもない。
【minastirith 執筆】

エリカ流離婚スタイル 「メールで通告」今や珍しくない (1/2) : J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2010/04/30065777.html?p=1