鹿児島女子短大とサンクス 県産食材で開発
サークルKサンクスと
鹿児島女子短期大学の学生が共同開発した弁当やパン5種類が2月4日から、鹿児島、熊本、福岡各県のサンクス全114店で販売される。
同社の地産地消と産学連携の取り組みの一環。栄養士の資格を持つ同大専攻科食物栄養専攻の学生6人が協力した。
酢豚弁当、クリームスープパスタなど 健康にも配慮
5品は、県産の伊佐米などを使った酢豚弁当「KAJYOTAN(鹿女短)BOX」(税込み530円)▽桜島鶏とタケノコや菜の花が入った「春野菜のクリームスープパスタ」(同398円)▽さつま揚げや枕崎産カツオを使ったサンドイッチ(同270円)など。各1万-1万5千食を2-3週間、販売する。
「濃い味を好む消費者は多いが、健康を考えれば薄味がいい。味付けのバランスに苦労した」と学生たち。6人は2月4日午前11時から、サンクス鹿児島中央駅前店で店頭販売もする。
指導した山崎歌織准教授は「いい勉強になった。おいしいので、ぜひ味わってほしい」と話している。