式典後は遺族との懇談にも参加
16日夕、皇太子ご夫妻は17日に催される阪神・淡路大震災15周年追悼式典に出席のため、大阪伊丹空港経由で神戸市入りをした。お二人は式典の後、震災遺族との懇談にも参加予定、同日に帰京する。雅子さまの宿泊を伴う公務は、08年1月に冬季国体開会式が開かれた長野県を訪れて以来2年ぶり。
皇太子ご夫妻は飛行機で大阪空港に到着、午後5時過ぎには神戸市内のホテルに入った。大勢の人たちがロビーでご夫妻を出迎え、雅子さまは笑顔で手を振って応えたという。
1995年1月17日、午前5時46分
6434人、負傷者4万3792人を出した阪神大震災から17日で15年。神戸市中央区の兵庫県公館にて正午前より開かれる式典には、皇太子ご夫妻の他にも、鳩山由紀夫首相、井戸敏三兵庫県知事らが出席、この模様はインターネットでも生中継されるという。
市民団体によると、兵庫県内では17日を中心に、集いやコンサートなど100以上の関連行事が開かれる模様だ。震災を風化させず、多くの人に防災に対する意識のひろがりを願う。
神戸市HP