国民に理解求める
全国福祉保育労働組合と
日本障害者協議会は東京都内で、障害者の就労支援を考えるフォーラムを開催しました。
障害者協議会の勝又代表は冒頭のあいさつで、障害者の「働きたい」との思いを生かせるシステムを、福祉現場で働く人や国民と一緒に作っていくことの大切さを述べました。
国際労働機関へ提訴
また、福祉保育労の清水書記長が「障害者雇用に関する条約」についての
国際労働機関(ILO)へ提訴した経過と、ILOから届いた見解について報告がなされた。
きょうされんの斉藤副理事長からは「自立支援法」の問題点をあげ、「障害者の働く機会・権利が奪われ社会とのつながりが閉ざされている」と指摘がされた。
他のパネラーからも「障害者雇用と福祉両面への支援が必要」、「人間らしい仕事の実現、個々の障害者に応じた合理的配慮の必要性」などが訴えられました。
会場には132人が参加して、障害者への早急な支援の必要性が確認された。