アンテナショップ運営費などが対象
広島県は12月22日、初の「事業仕分け」で対象となる20の事業を公表した。東京・新宿にあるアンテナショップの運営費などの一般会計のほか、市町に貸し出す基金が対象になっており、どの程度仕分けられ、財源をねん出できるか注目される。
このうち、一般会計では警察官の被服費2億8600万円やアンテナショップ運営費9200万円などが対象で、コストの削減により節約が可能なのかを議論することになりそう。
存廃問われる市町振興基金
また、45億6700万円の残高がある市町振興基金は、民間の金融機関の方が基金よりも有利なことなどから、その存在意義が問われることになるとみられる。
「事業仕分け」は26日午前9時から県庁講堂で行われ、見学は自由。県内外から選ばれた〝仕分け人〟と県の担当者とのやりとりが貸し出されたイヤホンで聞ける。
また、県のホームページでネット中継も予定されている。
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