介護業界への転職後の実態調査
株式会社ベンドは、同社が運営するスキルアップ研究所において「介護業界における転職者の転職後の実態に関する調査」を行い、その結果を2024年9月5日に発表した。短期的にも長期的にも、転職の満足度は高いことが明らかになった。
転職に「やりがい」を見いだす傾向に
同調査は、介護職に転職し現在も介護職に就いている人100人の回答をまとめている。
介護職への転職を決めた一番/二番目の理由は、「前職へのやりがいがなくなったから」が45の回答で最多、ほかライフスタイルの変化や会社の将来性への不安、職場の人間関係の不満などがあげられている。
転職後に新たに資格を取得した人は全体の8割以上、うち「介護福祉士」が44.0%、「介護職員初任者研修」16.0%、「介護福祉士実務者研修」14.0%などがあげられた。
短期的・長期的にも転職の満足度は高い
介護業界への転職に対する満足度について、短期的な条件を重視したグループは70%以上が10点の満足度、短期的・長期的な条件をバランスよく考慮したグループは6点から8点の間に集中した。
長期的な条件を重視したグループの満足度は7点から9点となっており、いずれの条件でも高い満足度を得られていることが分かった。
レポートでは、介護業界への転職には短期的・長期的な条件でのキャリアビジョンを考慮し、また採用する企業側も満足できる職場環境やキャリア支援を提供することが重要だとしている。
出典元:「スキルアップ研究所調べ」
(画像はプレスリリースより)
株式会社ベンドのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006674.000002535.html介護業界における転職者の転職後の実態に関する調査 | スキルアップ研究所
https://reskill.gakken.jp/4101