「楽待」に新規掲載された全国の物件を対象に調査
2024年4月10日、株式会社ファーストロジック(以下、ファーストロジック)は、2024年1~3月期の投資用不動産市場調査の結果を公表した。
2024年の1月1日~3月31日において、同社が運営する不動産投資プラットフォーム「楽待」に新規掲載された全国の物件について調査・集計したものだ。
区分マンションは統計開始後初の2000万台を記録
2024年1~3月期は、一棟アパート・一棟マンション・区分マンション、全ての物件種別で価格が上昇した。
中でも区分マンションは前四半期の1915万円から123万円の上昇で、2012年の統計開始後初の2000万台を記録し、過去最高値を連続更新した。さらに表面利回りも上昇している。
一棟アパートの価格は7868万円で、前四半期の7444万円から424万円の上昇。2023年4~6月期に記録した7802万円を上回り過去最高額となった。
2023年7月~9月期から2四半期連続で下落していた一棟マンションは、今回上昇に転じて2億1319万円だった。前四半期の2億745万円からは574万円の上昇となっている。
ファーストロジックでは、これまで投資物件価格は低金利政策を背景に上昇傾向が続いたが、日銀がマイナス金利政策の解除を決めた一方で建築コストなどの高騰は続いているため、今後の動向に注目だとしている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ファーストロジックのプレスリリース
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