健康経営総合支援サービスの一部として開始
キリンホールディングス株式会社のキリンビバレッジ株式会社(以下、キリンビバレッジ)は8日、健康経営を支援する法人向け総合支援サービス「KIRIN naturals」のコンテンツを拡充し、「適正飲酒プログラム」の提供を開始すると発表した。
株式会社日立社会情報サービス向けに8日より先行提供を開始し、4月からサービスを契約するその他法人企業にも展開させていくとする。
適正飲酒は、生活習慣病予防やメンタルヘルスの面で重要なものであり、経済産業省が発信する健康経営調査票でも、働く人の健康診断結果項目の1つとして「飲酒習慣者率」を挙げ、その適正化評価や改善にかかる取組が推奨されている。
キリングループでは、酒類を製造販売する企業グループの責任としても、不適切な飲酒による健康障害などアルコール有害摂取の根絶を積極的に目指しており、今回の「適正飲酒プログラム」提供もその一環となる。
管理栄養士によるアドバイスを通じ、適正飲酒習慣を支援するのが主な内容で、身近なLINEを用いたサービスとして設計した。グループが有する適性飲酒啓発の知見を活用したほか、佐賀県医療センター好生館医長 角南隆史医師らの研究グループによる開発成果を活かしている。
飲酒記録サービス「SNAPPY-DOC」でより実践的に
利用者には、LINEを用いて自身の飲酒量に対する目標設定や、日々の実際の飲酒量記録を行ってもらう。記録には角南医師ら開発の「SNAPPY-DOC」プログラムを用いる。
実施期間中は、この飲酒量に応じ、管理栄養士からその人に合ったフィードバック・アドバイスや、より健康な状態へと導くことに役立つ動画コンテンツ、コメントなどがLINEを通じて届けられる。これにより、飲酒習慣の改善を促すという。
LINE上で、利用者から直接管理栄養士へ質問することも可能になっている。
また、より適正な飲酒量にコントロールしていく習慣の形成をスムーズにすべく、「キリン グリーンズフリー」を中心とする同社のノンアルコール飲料を参加者に配布、アルコール飲料との置き換えも積極的に推進していく。
(画像はプレスリリースより)
キリンホールディングス株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000608.000073077.html