希望条件は費用重視、実際に選んだ決め手は利便性
株式会社LIFULL(ライフル)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、1月24日、『3年以内にはじめて一人暮らしをした550人の先輩から学ぶ!「理想」と「現実」一人暮らし初心者のギャップ調査』を発表しました。
この調査は、3年以内にはじめて一人暮らしをした550名を対象に、物件探しのときに希望する理想の条件と、実際に借りる際に選択した現実の条件などについて、インターネットによるアンケートを実施。ランキング形式でまとめたレポートです。
「最初に希望していた条件」と「実際に住んだ物件の条件」について聞いたところ、以下のような結果となりました。
希望していた物件の条件1位 賃料・管理費が予算内 54.2%
2位 通勤・通学がしやすい 47.6%
3位 買い物が便利 42.5%
4位 初期費用が抑えられる 40.9%
5位 バス・トイレ別 32.2%
6位 駅までの距離が近い 29.8%
7位 エアコン付き 21.5%
8位 希望する間取り(部屋数) 18.0%
9位 独立洗面台がある 18.0%
10位 室内洗濯機置き場がある 17.5%
実際に住んだ物件の条件1位 買い物が便利 47.5%
2位 通勤・通学がしやすい 44.4%
3位 賃料・管理費が予算内 39.1%
4位 駅までの距離が近い 39.1%
5位 バス・トイレ別 34.5%
6位 初期費用が抑えられる 34.2%
7位 エアコン付き 25.8%
8位 室内洗濯機置き場がある 21.8%
9位 独立洗面台がある 20.7%
10位 部屋が2階以上 19.3%
集計の結果、物件探しの段階では費用面を重視する人が多かったですが、実際に選んだのは「通勤・通学がしやすい」「買い物が便利である」など利便性が決め手であったことが明らかになりました。
予算内で希望条件に合う物件を見つけられた人は45%
予算内と条件について聞いたところ、条件に合う物件が予算内で見つけられた人は44.5%でした。
また、条件を見直して予算内に収まる物件を選んだ人は33.1%だった一方、予算を上げて条件に合う物件を選んだ人は14.4%という結果となりました。
理想実現度は平均68点
はじめて一人暮らしをした物件について、理想に対して100点満点中何点かを聞きいたところ、平均点は68点となりました。
70点台、80点台をつけた人の割合がそれぞれ20%を超えています。一方で、50点未満の低い点数をつけた人は13%となりました。
この点について同社は、当初の条件を妥協することはあっても「住めば都」で、住んでいるうちに愛着を持つようになるのではないか、と分析しています。
【調査概要】
調査実施期間:2022年12月14日(水)~12月15日(木)
調査対象者:全国/過去3年以内にはじめて一人暮らしをした経験があり、部屋選びにかかわった人
調査方法:インターネット調査
有効回答数:550人
(プレスリリースより)
(画像はプレスリリースより)
株式会社LIFULLのプレスリリース
https://lifull.com/news/25523/