Specteeが自動運転に関する実証実験に参画、AI技術で車両交通の妨げになる事象を検知

Specteeが、2023年度実施予定の「高速道路の自動運転時代に向けた路車協調実証実験」に参画すると、10月5日に発表した。

同実証実験は、中日本高速道路が高速道路の一部区間で実施するもので、自動運転車両の車載センサでは検知不可の前方の「先読み情報」を、路車間通信（V2I）により同車両に配信し、「路上障害情報の後続車への提供」や、「路面状況や走行環境に応じた速度情報などの提供」を検証する。

Specteeは同実証実験において、強みである画像認識AI技術を活用。路上カメラや車載カメラの映像から、交通の妨げとなる道路の落下物や、路面凍結などの事象を検知・可視化する映像解析領域で協力していく。

「先読み情報」の後続車配信が実現されれば、早期に危険を把握し、余裕を持った回避行動が可能。交通事故の低減だけでなく、道路運営の高度化にもつながると考えられている。

（画像はプレスリリースより）




Spectee プレスリリース
https://spectee.co.jp/

Specteeのプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000016808.html