介入前後で食事内容・血液データ・体組成の変化を評価
株式会社食のおくすり(以下、食のおくすり)は藤田医科大学と共同で、料理教室を取り入れた体験型栄養指導が2型糖尿病患者へ与える影響を検証したパイロット研究を実施。その成果が国際学術誌『Nutrients』に掲載されたと4月28日に発表している。
同研究では19人の患者を対象に、管理栄養士による個別栄養指導と副菜中心の調理実習を組み合わせたプログラムを約2か月間実施。介入前後で食事内容・血液データ・体組成の変化を評価した。
その結果、介入後はHbA1cの有意な低下が確認され、炭水化物摂取量の減少やたんぱく質比率の増加傾向など、食行動の変化も見られたとしている。
包括的な介入設計の重要性なども示唆
その一方で、同研究の対象が平均年齢約70歳と高齢者が中心だったことから、体脂肪率増加や筋肉量減少傾向にあった可能性も考慮する必要があるとした。
また、運動や筋力維持への介入は十分ではなかったため、血糖コントロールの改善と同時に、体組成の変化が生じた可能性も考えられるとし、糖尿病栄養指導において「血糖改善」だけでなく「筋肉量の維持・身体機能の保全」まで含めた包括的な介入設計の重要性も示唆されている。
食のおくすりは今後について、運動介入を含めたより大規模な臨床研究による検証が必要であるとの考えを示している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社食のおくすり
https://shokuno-okusuri.com/株式会社食のおくすりのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000029920.html