必要な歯科医療を「十分に受けられている」は19.5%
医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院が4月22日から4月23日にかけて、介護従事者と要介護者である家族の介護に関わっている人を対象(調査人数:1,008人)に、「要介護者への歯科医療の課題」に関する調査を実施。その結果を5月14日に発表している。
同調査において『要介護者は必要な歯科医療を十分に受けられていると感じますか』と質問したところ、「十分に受けられている」が全体の19.5%。「ある程度は受けられている」が43.5%、「あまり受けられていない」が27.1%、「全く受けられていない」が9.9%といった結果が得られた。
「十分に受けられている」や「ある程度は受けられている」と回答した人に、「現在の要介護者への歯科医療に対して、どの程度満足しているか。又は、どの程度満足しているように思うか」と聞くと、「とても満足している」が全体の32.1%。「やや満足している」が58.3%、「あまり満足していない」が9.4%、「全く満足していない」が0.2%となった。
満足している理由1位は「定期的なフォローアップ」
前述の質問で「十分に受けられている」や「ある程度は受けられている」と回答し、歯科医療に対して「とても満足している」や「やや満足している」と回答した人に、『そのように思う理由を選んでください(複数回答可)』としたところ、「定期的にフォローアップしてくれる」が43.7%で最多。
「あまり満足していない」や「全く満足していない」と回答した人では、「治療や口腔ケアの質に不安がある」が最も多く31.1%といった結果が得られている。
また、『満足のいく歯科医療を受けられない要因を全て教えてください(複数回答可)』とすると、「通院が困難」が45.2%で最多。「家族の送迎が難しい」が31.7%、「本人の医療情報を把握できていない」が19.7%などと続いた。
(画像はプレスリリースより)

医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院
https://parasion-dental.com/医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000059796.html