ゼンリン製「全国市街地図」採用で、全国の市街地を100%カバー
パナソニック株式会社 オートモーティブ社は5月12日、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品3機種の発売を発表した。発売は6月中旬予定。
2020年モデルとして発売されるのは、7V型「CN-G1400VD」、「CN-G740D」、5V型「CN-G540D」、価格は全てオープン。
これら3機種には業界で初めてゼンリン製「全国市街地図」が搭載された。
収録エリアを2019年製の1,295都市から一挙に1,741都市まで拡大し、全国の市街地を100%カバー。これにより1軒ごとの建物の形状や道幅、川幅までリアルに記される地図が地方でも利用可能となった。
アイコンと音声で知らせる「安全・安心運転サポート」機能で注意喚起
安全面でも新たなスペックが追加された。交差点に近づくとリアル3D交差点拡大図により現在地の交差点の道路状況をリアルに表示。東京都の1部エリアでは駅や空港、公園などのピクトグラム対応の方面看板も表示される。
事故対策などの目的で塗装されたカラーレーンや、車道を細く見せて速度を落とさせる目的のドットレーンも忠実に再現されているため、実際の道路との差異を感じることなく自然に進路が認識できる。
また、一方通行などうっかり見落としがちな標識や事故多発地帯などをアイコンと音声で知らせる「安全・安心運転サポート」機能を搭載し、重大事故につながる恐れのある高速道路の逆走時にも音声と画面表示でドライバーの注意を促す。
最上位機種は最新の地図データが無料で更新可能
最上位機種「CN-G1400VD」については、2023年7月末までの最大3年間、無料で最新の地図データに更新できる点も大きなポイント。
2か月ごとにデータが配信される部分地図更新では、新たに開通した道路や案内画像などが更新できる。加えて期間中1回利用可能な全地図更新では、全国市街地図やガイドブック情報、地点検索データを含む全情報が更新可能。
同モデルでは、交通情報サービス「VICS WIDE」の渋滞・規制情報を活用した「スイテルート案内」機能により渋滞を回避。ドライバーの負担軽減につなげる。
3機種とも、本体は16GBの大容量SSDメモリーを搭載。電話番号、住所、施設情報、ガイドブック情報などを幅広く収録。またワンセグ・テレビの視聴も可能となっている。
今年で発売から25周年を迎えたゴリラは根強い人気を獲得し続けており、累計出荷台数は2020年3月31日時点で529万台に上っている。
(画像はプレスリリースより)
パナソニック株式会社 オートモーティブ社 SSDポータブルカーナビゲーション Gorilla 3機種を発売
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