デビュー前の佐野徹夜が初めて書いた長編小説を、1年以上かけて改稿した待望の書き下ろし作品です。『さよなら世界の終わり』は、不安に怯え、未来を恐れ、生きづらさを抱える高校生の成長を描いた、読む人の胸を打つ小説です。
新作は著者の「原点にして集大成」となる勝負作
親友を助けようと「世界の終わり」と決別する高校生の間中は、「死にかけると未来を見ることができる」不思議な力を持っている。いじめ、虐待、愛する人の喪失など、主人公たちが痛みと悲しみを乗り越えて「青春」を終わらせていく物語です。
デビュー作は『君は月夜に光り輝く』
著者は、2017年にデビュー作で電撃小説大賞を受賞。永野芽郁と北村匠海のW主演で映画化もされました。多くの書店員や読者に支持され一躍ベストセラーとなり、デビュー作としては異例の累計50万部突破の大ヒット作となりました。
カバーイラストを手がけるのは、人気クリエイター・loundraw(ラウンドロー)氏です。『君は月夜に光り輝く』など、これまでも著者の作品のイラストを手がけています。瓦礫の上に立つ主人公たちの姿が朝焼けを背に印象的に描かれています。
いま最も幅広い世代に読まれているベストセラー作家の最新作『さよなら世界の終わり』は、新潮文庫nexから2020年5月28日に刊行されます。
(画像はプレスリリースより引用)
株式会社新潮社 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000047877.html